Gioconda ジョコンダ 1

最近調べものをしていて面白いことに気が付きました。

時代は遡って16世紀の話ですが、音楽の歴史はイタリアとは切っても切れない

深い関係があります。イタリアの北部でポー川の近くにマントヴァという街が

あります。その頃は小さな国のようなかたちでゴンザーガ家というお金も勢力も

持っていた人たちがマントヴァを支配していました。当時のマントヴァ公爵の

Fedelico II フェデリコ二世という人の処へお嫁に来た人がイザベラ・デステと

いってやはり有名なエステ家出身の人でした。この女性は実は音楽史上とても

重要な人で、様々な形で音楽家を育てたといってもよい人物でした。

ところが、先日イタリアの文化を学ぶ勉強会で、「マントヴァ」の街について

歴史を教わっている時、友人の一人が「マントヴァで、レオナルド・ダ・ヴィンチ

が描いたイザベラ・デステのデッサン画を見た。」と言い始め、イタリア人である

先生はそんな話は聞いたことがない・・・と。その時はボンヤリとしていた私ですが、

後で私の頭の中にしまい込んでいた話をだんだん思い出してきました。

              ・・・・・つづく

          ・・・メトロノーム新聞より 2002.8.20


*この話は長いので2回に分けました。この当時(18年前)から比べるとレオナルド・

ダ・ヴィンチのこともかなり詳しく世に知られるようになりましたが、謎の多い人です。

世界にも周期的にモナ・リザブームがやってきて、有名なナット・キング・コールの

「モナ・リザ」もニューヨークにフランス政府がモナ・リザの絵を貸し出し大人気に

なった当時はやった歌と聞いています。この不思議な女性は誰?

ピアノ教室/メトロノームの会

2000年に「メトロノームの会」と名づけて親睦会を 小さな生徒さん達とはじめました。 同時に「メトロノーム新聞」も発行し皆で持ち回り 編集長となり、なんでも書ける音楽情報掲示板を目指しました。 この名前をつけてくれた当時の皆さんも大人になり、 新聞も今はやっていません。20年経って少し形を変えて もう一度「メトロノーム新聞」を作ろうと思いました。

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